ブロッコリー徒長苗の様子
家庭菜園をやっていると、植える数が少ない物は苗を買ってきて植えたりしますが、自分で種を蒔いて育てている方も多いのではないでしょうか?
折角、種をまいたのに上の写真のように苗が徒長してしまった。。。
そんな事はありませんか?
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目次
どうして徒長してしまったの?徒長の原因は?
苗の密集によっておこる
種を蒔くときに種を多く蒔きすぎて発芽後にお互いが競い合うように伸びて徒長の原因となってしまいます。
上の写真は6㎝ポットの2粒蒔きなのでこの理由での徒長は考えられません。
太陽の光を求めておこる
ナスやトマトなどの種まきはまだ寒い時期(私が住んでいる地方ですと2月の上旬から中旬)に種を蒔きます。
その際に十分な温度と太陽の光が必要です。日に当たる時間が極端に少なかったりすると苗は日の光を求めて上に上に伸びようとします。
今回の徒長はこれにも当てはまりません。
高温とポットの水分が多い事でおこる
ブロッコリーの種を蒔いたのが7月25日(例年より10日位遅くしてます。)ですが、今年の猛暑はすさまじく、種を蒔いた後に、寒冷紗(白い寒冷紗)をかけて少し太陽の光を遮って温度を下げたつもりでした。
ところが、温度が十分下がっていなかったようで…
その上、ポットが小さい為にすぐに乾いてしまい、結局のところ、朝晩と水を与えたのもよくなかったようです。
あくまでもこの方法は私独自の徒長苗の1本仕立ての方法です
最初にお断りしておきますが、この方法は私独自で行っているものでどこかの本等に載っていた訳ではありません。
実際には色々な方法があるみたいですが、ズボラな私にピッタリの方法だと思っています。
根が張っている状態
ポットから苗を取り出し根がしっかり張っているか確認します。
もしも根がきちんと張っていないようならば、この時点で種を蒔きなおします。
写真を見て頂くとお分かりかと思いますが、根はきちんと張っているので、この苗を1本にしていきます。
写真の苗はしっかり根が張っていました。
ポットの苗を分けた様子
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ポットの苗を2つに分けます。
出来るだけ根を引っ張ったり切ったりしないように、苗を2つに分けます。
※根を切らないようにと言ってもそんなに神経質になる必要はありません。
多少、根が切れてしまっても大丈夫です。
9㎝ポットに1本仕立ての様子1
9㎝ポットに1本仕立ての様子2
お分かりでしょうか?
徒長している苗を双葉のところまで土をかけてあげるのです。
そして、1番重要な事、それは…
最後に水を与え(たっぷり)、半日から1日、直接日光の光に当てないように寒冷紗などをかけます。
要するに、半日陰の状態を半日から1日作ってあげます。
ただ、今日は1日中雨が降っていたので、寒冷紗などはけかませんでした。
左(上)がブロッコリー、右(下)がキャベツ
キャベツもブロッコリーと同じやり方で1本に仕立てました。
以上が私の葉菜の苗が徒長してしまった場合の対処法です。
徒長していた苗を畑に定植しました
徒長をしていた苗が大きくなったので、畑に定植しました。
徒長していたブロッコリーの苗を畑に定植
こちらは徒長していたキャベツ苗
写真を見てお分かりになるでしょうか?
ブロッコリーもキャベツもそこそこの苗に成長しました。
まあ、毎年徒長した苗はこのようにして大きくして畑に定植しているので大丈夫だと思いますが…
詳しい様子は下記をご覧下さい。





参考になりました
匿名さん
コメントありがとうございます。
参考になったとの事、何よりです。
これからも「グロベジ」を宜しくお願いします。