栽培日記

ブロッコリー栽培の観察7月~12月

収穫前のブロッコリーブロッコリー(アブラナ科) 難易度:★★★☆☆

ブロッコリーは栄養価が高く、品種にもよりますが頂花蕾を収穫(15㎝程度)した後に側花蕾も収穫出来るビタミンCがレモンよりも多く含まれる代表的な緑黄色野菜です。

  • 耐暑性、耐寒性に優れてはいるが、25℃以上では生育が劣り、5℃以下では生育が停止する。
  • 保水力がある土壌を好むが、湿害に弱いので畑の排水が悪い場合は畝を高くする。

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ブロッコリーの品種の選定

各種苗会社から色々な種類の品種が出ていますので、自分のお住まいの地域にあった品種を選ぶことが大切です。

おすすめなのは、自分が住んでいる場所の近くの個人が営んでいるお店(種苗店)に行き、どのような品種を作るのがよいのか聞いてみることです。

また、近所で野菜を育てている知り合いがいればおすすめの品種はどれか?

聞いてみてもいいですね。

ブロッコリーの種まき

種まきに必要なものとは?

ブロッコリーの種をまく場合、ポット(6㎝位)に2粒~3粒まきがおすすめです。

家庭菜園の場合は夏まき秋・冬どり栽培をする人が多いので、畑に直播にすると発芽するまでの水遣りなどの管理が大変なので、セルトレーやポットに種をまき自宅などで管理するほうが楽です。

私の住んでいる地方は中間地にあたりますので、毎年7月中旬~下旬に種を蒔いています。

今年は猛暑が続いたので、8月1日に種まきをしました。

少量しか作らない場合には苗を購入したほうが種やポットを購入する費用や種まき後の管理がないので非常に楽に栽培する事ができます。

 

ブロッコリー発芽の様子ブロッコリー発芽の様子

 

ブロッコリー苗が完全に徒長してしまいました

今年の猛暑の影響でブロッコリーの苗がすっかり徒長してしまいました。

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種まきで余った種は?

ブロッコリーの種をまいて余った場合は、発芽率は落ちますが翌年まで種をまく事は可能です。

種袋にしまい、冷暗所等で保存しましょう。

 

ブロッコリー種袋裏側ブロッコリー種袋裏側の写真

 

 ブロッコリーまきどきと収穫期

ブロッコリーの蒔き時と収穫期

ブロッコリーの植え付け

畑の準備

定植前約2週間前に畑に苦土石灰をまき蒔き量1、その後、定植1週間前に牛糞などの堆肥をまき耕しておきます。
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定植する

ブロッコリー苗の定植の様子徒長していた苗を定植しました。

 

ブロッコリーを植えつける時に注意したいのが、深植えしすぎず比較的浅く植えつける事です。

大雨の影響で半ば強引に畑を耕し定植したせいか、写真では深植えに見えますが実際は浅く定植しています。

畑の土も固まりが多く見受けられますが、実際はこのブロッコリーを定植している場所が一番いい場所です。

苗が大きくなってきて植えなければいけない白菜やキャベツ、大根の種まきなどを考えると手が回らなくなってしまうのでこの日に畝を立てマルチを張り、ブロッコリー、キャベツの定植、大根とホウレンソウの種まきをしました。

定植後はすぐに防虫ネットなどをかけて虫の害から苗を守る事が大切です。

 

キャベツとブロッコリーの定植後の様子同じく徒長してしまったキャベツ苗と同じ日に定植し直ぐに防虫ネットをかけました。

 

大雨が降ってからまだ1週間しかたっておらず、石灰は大雨前にまいてあったので大丈夫だと思いますが、たい肥を蒔く事が出来なかったのでブロッコリーの株周りに少し大目に化成肥料をまいておきました。

 

定植したブロッコリー苗の様子

ブロッコリー苗の定植後の様子徒長した苗も随分大きくなりました。

 

防虫ネットの中の苗も元気に成長しています。あれだけ徒長していた苗ですが大丈夫そうでホッとしています。

アオムシが少しついていたので、取り除いておきました。今後の様子も随時ご紹介出来ればと思います。

 

他の定植後のブロッコリー苗の様子他の苗も元気に育っています。

 

定植22日目のブロッコリーの様子

今日はバタバタで防虫ネットの上から害虫の被害が無いかどうかの確認だけして終わりにしてしまいましたが、あれだけ徒長していた苗がもう直ぐネットにつきそうな勢いで成長しており、ホッとしているとともに、早く自分で作ったブロッコリーが食べたくなりました。

ブロッコリー定植後22日目の様子定植22日目のブロッコリーの様子

 

ブロッコリー定植後4週間後の様子定植後4週間のブロッコリーです。

 

ブロッコリーが定植後4週間で防虫ネットを押し上げようとしています。ネットを外そうか迷っていますが、もう少しネットはかけておきたいのが本音です。

来週畑に行って考えます。

 

ブロッコリー定植後5週間後の様子ブロッコリー苗定植後5週間の様子

一番左がブロッコリーの苗です。

あれだけ徒長してしまってヒョロヒョロしていた苗がこんなに立派になりました。

ネットを外そうかどうしようか迷ったのですが、地主さんがネットを外した途端に害虫の被害に遭われたと言う事で、ネットはぎりぎりまでしておきます。

ただ、窮屈すぎるので上のピンを外してやり、全体的に防虫ネットを緩くしてあげました。

土を見ると定植時に施肥した有機化成が残っているのが確認できましたので、頂花蕾が出来始めるのと同時に追肥をしようと思います。

でも、実はブロッコリーは害虫被害だけではないんですよね。

ブロッコリー定植後8週目

今日、11月7日で定植後8週経ちましたがようやく頂花蕾がついてきました。

全部ではないのですが、来週追肥をしてブロッコリーへの追肥は最後にしようと思います。

また、窮屈そうで可愛そうなので本日防虫ネットを外してあげました。

これからは、虫などの管理に気をつけようと思います。

 

ブロッコリー頂花蕾が付き始めた様子頂花蕾がつき始めました。

 

ブロッコリー定植後8週間後の様子8週目でこんなに立派になりました。

 

ブロッコリー定植後9週目

昨日は前日の雨が残っていた為、野菜の様子を見に行っただけでしたが、ブロッコリーも

随分と大きくなってきていました。この調子でいくと後、2週間~3週間で収穫が出来ると

思います。

 

ブロッコリー定植後9週間後の様子大体5㎝に成長した頂花蕾です。

 

11月19日の様子

昨日は仕事を早く切り上げたので畑に行き、野菜たちを観察してきました。

遠近法の関係で写真が上手く撮れませんでしたが、頂花蕾は10㎝の大きさとなっていました。

 

ブロッコリー定植後10週間後の様子1週間で約2倍の大きさになったブロッコリー

 

追肥をする

我が家の場合、定植後、約1ヶ月に1回の計2回、一株に大体ですが大さじ1杯位の化成肥料をまきます。

 

ブロッコリー追肥の様子少し追肥の量を多めにしました。

 

今年の追肥は12月6日にしました。

大雨による畑の被害などの関係ですが、結構アバウトな管理で大丈夫ですよ。

ただ、今回が最初で最後の追肥にしようと思っているので、大さじ2杯位と少し多めに追肥をしました。

害虫被害にあってしまったら

アオムシ、ヨトウムシなどの害虫被害にあってしまったらすぐに消毒を…

ちょっとまって下さい。

家庭菜園の醍醐味は安心安全の野菜を食べれる事です。

我が家の畑も毎年害虫に悩まされていますがアオムシ被害であれば手で捕ったり、ヨトウムシは夜暗くなってから活動し昼間は土の中に潜伏していますので、苗のそばの土を軽く掘ってみると見つかる場合も多いので見つけ次第捕殺します。

虫が苦手な人は割り箸を使って捕殺している人もいます。

それでもダメな場合は木酢液(有害成分をきちんと取り除いたもの)を500倍位に薄めて散布したり、自分で作った天然のものを散布したりしています。

ブロッコリーの収穫

収穫は頂花蕾を約15㎝位で包丁やナイフなどで収穫した後、株周りにおおさじ1杯位の追肥(3回目)をして側花蕾を伸ばし、順次包丁などで収穫をしていきます。

ブロッコリー初収穫

今年のブロッコリーの初収穫は11月29日でした。

 

ブロッコリー初収穫の様子全部で5株のブロッコリーを初収穫しました。

 

まだ、10株以上の頂花蕾が採れるので楽しみです。来週追肥を考えていますので、

その様子もご紹介しますね。

 

ブロッコリー側花蕾がつき始めた様子側花蕾も結構つきだしました。

 

ブロッコリーの側花蕾も結構つきはじめて、ピーク時には食べきれない量になるかと…

まあ、美味しいと食べてくれる人はたくさんいるので日頃お世話になっている方に差し上げようと思っています。

自宅では固ゆでして冷凍保存をしています。

種まき後、苗がかなり徒長してしまい心配したブロッコリーですが今年も何とか収穫が出来食べる事が出来ホッとしています。

ブロッコリーを次々と収穫しています。

12月6日も畑に行き、次々とブロッコリーを収穫してきました。

我が家では塩ゆでして食べる事が多いのですが、ブロッコリーの茹で方は茹でるというより蒸した方がビタミンCが逃げずにいいみたいですね。

ブロッコリーなど収穫した野菜の様子キャベツ2玉、白菜1株、ブロッコリー5株

 

12月12日の収穫

ブロッコリーも次々に収穫をしています。

頂花蕾は残りあと1株を収穫すると終わりですが、側花蕾も次々を出来ていてまだまだ収穫を楽しめます。例年2月までは収穫出来るのでブロッコリー好きの家族にはたまりませんね。

収穫したブロッコリー4株の様子12月12日収穫したブロッコリー4株

 

1月16日のブロッコリーの様子

年を越しての1月16日のブロッコリーの様子です。

年越し後のブロッコリーの様子元気がなさそうに見えるブロッコリー

 

元気のない様子に見えますが、側花蕾はちゃんと成長していて寒いですが美味しく食べる事が出来ています。

ただ、成長するスピードは随分とのんびりです。

 

年越し後、ゆっくりと成長するブロッコリーの様子こんな感じでゆっくりと成長しています。

 

もうそろそろ、ブロッコリーも終わりなので最後まで味を楽しみたいですね。

2月21日ブロッコリー栽培は終了です。

実は昨日、最後のブロッコリーを収穫したのですが写真を摂るのを忘れてしまいました。

側花蕾も小さいのがほんの少しの状態なので、去年から栽培してきたブロッコリーの栽培を終了しようと思います。

去年から今年にかけて美味しいブロッコリーを食べる事が出来ました。今年も7月にはまた種蒔きからブロッコリー栽培のスタートです。

残っている茎などはすべて、ナス、オクラの栽培場所に掘った穴に入れて肥料として再利用する予定でいます。

ブロッコリーの保存

頂花蕾を収穫した後も側花蕾が次々と収穫でき消費が追いつかなくなってきます。

そんな時の我が家の保存方法をご紹介します。

  1. ブロッコリーを水洗いし軽く水気を切ります。(短時間で洗うのがコツです。)
  2. 塩を軽く振り耐熱容器に入れてラップをふわっとかけます。
  3. 500W~600Wのレンジで3分~4分レンジで硬めにチンします。
  4. レンジから取り出し自然冷却した後、小分けにして冷凍庫で保存します。
ブロッコリーは水溶性のビタミンを多く含んでいますので、ゆでる事よりもレンジを使用した方が

ビタミンが溶け出す事をふせぐ事ができます。特にビタミンCは水にも溶けますので、水洗いも

短時間で済ませるのがコツです。

我が家ではこの冷凍保存したものをカレーやパスタ、シチューやスープ(ポトフなど)に入れたり、

お弁当などに入れたりして重宝に使っています。

ABOUT ME
げんぱぱ
知人から誘われて家庭菜園をスタートしすっかりその魅力にはまってしまいました。
自分なりの野菜作りの方法を分かりやすく解説していきたいと思います。

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