坊主知らずネギ(ユリ科)
難易度:
古くから日本人に馴染み深く、薬味やみそ汁の具、鍋物など私たちたちの日常生活に欠かせない野菜です。
ネギの品種は数多くありますがここでは、我が家の家庭菜園での坊主知らずネギの栽培方法(育て方)をまとめてみました。
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坊主知らずネギの栽培方法
※坊主知らずネギの栽培方法を色々と調べてみましたが、詳しく説明されているものがなく…
10年以上、坊主知らずネギを栽培してきた私の栽培方法という事でご容赦下さい。
私の住んでいる地域(関東地方)では2月~5月中に坊主知らずネギの植えかえしを行います。
2~3本ずつに分けて植えかえし、追肥・土寄せを行っていき最終的に20~30本になります。
畑の準備
坊主知らずネギの植えかえし1週間前に苦土石灰を「まき量1」でまき、畑を良く耕しておきます。

植えかえし用の穴を用意
水糸等をを使って、
穴深さ:25㎝
長さ:8m
で穴を掘りますが、畝間は90㎝としました。
植えかえしの穴ですが、上記サイズにあまり拘らなくても大丈夫です。
浅い穴に坊主知らずネギを植えかえしをした場合、土寄せ時にしっかり土をかけ軟白部分が多く出来るようにします。
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坊主知らずネギの定植
種用の坊主知らずネギを掘り起こし、枯れている葉を取り除き2~3本ずつ穴に立てかけていきます。
この時、出来るだけ真っ直ぐに立てるのが良いのですが、根づいていないネギは倒れやすく少しの風でも倒れてしまいます。
あまり、真っ直ぐに植えかえす事に拘らず、多少斜めでも大丈夫なので植えかえしていきます。
定植の間隔ですが、分げつ後20~30本位にも増えるので長靴を履いた足1つ分位(約30㎝間隔)で行います。
ネギが増えても株間から風が抜けるのを邪魔せずに栽培出来るためです。
坊主知らずネギを立てかけながら根の部分に少量の土をかけていきます。
この時、ネギの根が隠れる程度で十分です。
感覚的ですが1~2㎝程度でしょうか。
上の写真を見て頂いても分かる通り、根の部分に土をかけているのでそこだけ土が盛り上がりデコボコしています。
この凹んだ部分に肥料を一つまみ程度置いていきます。
肥料を置いたらその上から土をかけて平らに均していけば定植終了です。
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苦土石灰と野菜くずを投入
坊主知らずネギを定植後、1週間過ぎた頃に苦土石灰と野菜くずを投入します。
坊主知らずネギを定植してから1週間経ちましたが、ネギは根付いてはいないので風で倒れたりしているネギ苗もちらほら見受けられます。
まずは、倒れたネギ苗を元に戻した後、苦土石灰をまき量2程度まきました。
苦土石灰を投入後、野菜くずを入れていきますが、今回はブロッコリーを細かくしたものを投入していきます。
藁(わら)や落ち葉、野菜くずなど、その時にあるものを使用してネギ溝に投入します。
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1回目の追肥
定植後1.5ヶ月位で1回目の追肥をおこないます。
この頃になると、野菜くずも枯れたり、溶けたりで地が見えていますが、このまま坊主知らずネギの株間に化成肥料を一つかみ程度投入していきます。
株間に化成肥料を投入したら、土寄せしていきますが、この時あまり土をかけ過ぎないようにします。
前回、投入した野菜くずが見ない程度で大丈夫です。
続きます。
