根菜

サトイモの種芋の簡単保存方法とは

サトイモ収穫1掘り起こしたサトイモ

 

サトイモの収穫時期を迎え、皆さんはどのようにしてサトイモを保存していますか?

料理に使うサトイモ、来年の種芋用のサトイモ、我が家の簡単サトイモ保存法をご紹介させて頂きます。

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料理用のサトイモの保存方法

料理用のサトイモは都度取り出しやすいのがいいですよね。我が家の場合は近所のホーム

センターから発砲スチロールを買ってきて、その中にサトイモを入れて保存してあります。

 

サトイモ保存方法1我が家での保存方法

 

サトイモを収穫したのが、昨日の11月21日でしたので、今は玄関脇に置いてあります。

蓋をあけて少し乾かすような感じでしょうか。

この状態で2、3日経ったら蓋をしてベランダの雨がかからない風通しのいい場所で保存しています。

収穫したばかりですと、水分の多いサトイモもあります。

水分が多いとやはり傷みやすいので様子を見るのが目的です。

発砲スチロールの中のサトイモが一つで傷むと周りのサトイモが駄目になってしまうこともありますからね。

私が購入した写真の発砲スチロールですが、実は野菜保存用として販売されているものでした。

価格的には少し高めでしたが、蓋をしても空気を取り入れる空気口なるものがついています。

もちろん、普通の白い発砲スチロールでも全然大丈夫ですよ。

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来年の種芋用のサトイモの保存方法

まずは保存場所の確保

まずはサトイモを保存する場所を確保しなければなりません。

私の場合は地主さんのご厚意で、毎年同じ場所にサトイモを保存させていただいています。

 

サトイモ種芋保存場所サトイモの種芋を保存する場所

 

今年は暖かいせいか雑草の勢いがすごいですね。まずは、雑草の整理からです。

 

サトイモ保存場所草刈り後ざっくりと草を整理

 

保存用の穴を掘ります

次に、サトイモを保存するための穴を掘りますが、私の場合、あまり大きく穴を掘らないようにしています。

出来るだけ、保存するサトイモ同士が密着するような感じで保存したいので、掘る穴はぎりぎりの穴を掘るようにしています。

 

サトイモ保存場所穴長さ1m×幅70㎝×深さ60㎝の保存用の穴

 

私の場合はネットを下に敷きます

保存用の穴を掘ったら、私の場合はネットを下に敷きます。

私の場合は防鳥・防獣ネットの残りを使用しています。

 

サトイモ保存用ネット防鳥・防獣ネットを敷いたところ

 

保存する種芋を選ぶ

ここまで終わったら、来年の種芋用のサトイモを選びます。

株ごと土に埋めておくので選ぶといっても、私のサトイモの種芋を選ぶ基準ですが、丸くていいサトイモがいっぱい付いてそうな株を選ぶだけですが… 結構いい加減です(笑)

今年、私が選んだ土垂れイモは下の5株です。

 

サトイモ種芋来年のサトイモ栽培に使う種芋

 

京イモの種芋もいっしょに保存します。

 

京イモの種芋京イモの種芋30ケ

 

根を切って保存してもいいのですが、何故か私は毎年、根付のまま保存をします。

この京イモの種芋を4つに分けて網袋に入れて保存します。

 

京イモの種芋2京イモの種芋を4分割に

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種芋の株を逆さまにして入れます

防鳥・防獣ネットを敷いたら、その上に種芋を茎の部分が下になるように種芋の株を入れていきます。

この時は慎重に作業するように心がけています。

乱暴に扱うとイモに傷がつき、そこから傷んで土中で腐ってしまう為です。

 

サトイモ保存完了1保存穴に種芋の株を入れたところ

 

藁などを上からかぶせます

本来であれば、穴の四隅に藁を差し込んであげるのが良いそうです。

地主さんからお聞きしたところ、サトイモも土中で呼吸をする為に本来であれば空気の通り道を作った方がいいとの事ですが、ズボラな私は毎年していません。

ただ、この上から藁、なければ落ち葉でも野菜くずでもサツマイモの蔓でも何でも大丈夫ですがサトイモが見えなくなる位におおい被せます。

 

サトイモ保存藁掛け藁を掛けたところ

 

収納小屋に藁の束が3つあったので、今回は藁を掛けました。

ない場合は何でも大丈夫ですが、私のおすすめは落ち葉でしょうかね。

土をかけて終了

この上から土をかけて保存終了です。

土のかけ方ですが、小山が出来るような感じで私は土をかけています。

防鳥・防獣ネットの役割ですが、サトイモを掘り起こすときにネットの両サイドも持って種芋を引っ張り上げる為です。

これが有ると掘り起しの際、肉体的にも随分楽になります。

 

サトイモ保存完了土をかけてサトイモ保存完了

 

場所的にはサトイモ5株でこのスペースですから、1、2株であればもっと少なくて済みます。

サトイモの種芋は買うと結構高いので、私は毎年この方法でサトイモを保存しておき、正月の雑煮用で1株から2株を掘り起し、種芋用として3月下旬~4月上旬にかけて掘り起します。

ABOUT ME
げんぱぱ
知人から誘われて家庭菜園をスタートしすっかりその魅力にはまってしまいました。
自分なりの野菜作りの方法を分かりやすく解説していきたいと思います。

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POSTED COMMENT

  1. 松伏のジイさん より:

    大変参考になりました ありがとうございました

    • genpapa より:

      松伏のジイさん さん

      ご参考になったようで何よりです。
      最近更新が途絶えておりますが、
      畑の面積がさらに大きくなって
      四苦八苦しております。笑

      これからも、グロべジを宜しくお願い致します。

      genpapa

  2. 松本富男 より:

    80歳の僕ですが 同じ方法で 土に埋めて 木の葉の袋詰めしたものを上に載せています。親芋‽と孫芋を種にしています。近所の百姓爺さんに教わりながら試しています。ありがとうございました。

    • genpapa より:

      松本富男 さん

      私は知り合いが田んぼを辞めてしまったので、
      藁が手に入らなくなり、今年はサツマイモの
      蔓と落ち葉を上にかけて保存しました。

      これから寒くなってきますが、まだまだ
      やる事が一杯です。笑

      明日は玉ねぎ苗を500本定植の予定です。

      これからも、グロべジを宜しくお願い致します。

  3. チコ より:

    毎年親芋を翌年植えています。ズボラな私は
    発泡スチロールに入れてもみがらをたっぷり入れて来春までネンネします
    色んな方法があり為になりました☺

    • genpapa より:

      チコ さん

      コメントありがとうございます。
      返信が遅くなりすみません。

      発砲スチロールにもみ殻も以前はしていたんですが、
      知り合いが稲作を辞めてしまった為、稲やもみ殻が
      手に入らなくなってしまいました。

      もみ殻がたっぷり手に入るチコさんが羨ましいです。

      来年からグロベジを再開しますので、
      これからもグロベジをお願いします。

      genpapa

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