葉茎菜

アスパラガスの家庭菜園でのおすすめ栽培(育て方)方法

アスパラガス1アスパラガス(ユリ科)
難易度:

アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が多く含まれ疲労回復、スタミナ増強に効果があるとされています。

  • 種まきから大体3年目で初収穫と栽培期間が長いが10年位は収穫出来る。
  • 家庭菜園でのアスパラガスの栽培は養生苗(種蒔き後3年目以上の苗)を定植するのがおすすめ。
  • 酸性土壌を嫌い水はけの良い土地を好むので、出来るだけ水はけの良い土地に定植する事が大切で、年1回は土壌を管理する為に苦土石灰を蒔いて土を軽く手で耕すようにする。
  • 多年生の野菜で冬場の管理がとても大切。
  • アスパラの根は直径1m以上の巨大な物になるので余裕のある、10年間は他の野菜を作らない場所で栽培するのがベスト。

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アスパラガスの植替え時期と収穫期

アスパラガス植替え時期と収穫期

 

家庭菜園でアスパラガスを種まきから栽培しようとすると、収穫までに最低でも3年はかかってしまうので、ホームセンターや種苗店などで養生苗を購入して定植するのがおすすめです。

また、アスパラガスの植替えは11月~3月の株の休眠期におこないます。

経験上、11月中に植替えをおこなえば来春に収穫することが可能ですが、年があけての植替えの場合、定植後1年間は株を養生する事に専念したほうが良いと思います。

※栽培地域や品種により異なりますので、あくまでも参考程度として下さい。

畑の準備

植替え場所の確保

まずは、アスパラガスを栽培する場所を決めることが大切です。

多年生の野菜であるアスパラガスは約10年間、畑の同じ場所栽培することになるので、他の野菜栽培に支障をきたさないように出来るだけ畑の端などで栽培するようにしましょう。

 

アスパラガス植替え場所アスパラガス植替え予定場所

 

アスパラガスは連作を嫌い、生育不良による収量低下などが発生するので、出来るだけ栽培履歴のない場所を選ぶことが大切ですが、家庭菜園の場合、アスパラガス栽培の条件にあう場所の確保が難しいのが難点です。

畑の耕運

植替え2週間以上まえに苦土石灰をまき量1でまき、丁寧に深く耕運した後、植替え1週間前に堆肥をまいてさらに丁寧に耕運します。

苦土石灰100g計量
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堆肥をまいてさらに耕運堆肥をまいて丁寧に耕運

 

アスパラガス植替え準備収量植替え準備終了

植替え穴の準備

丁寧に耕運後、50㎝×50㎝、深さ(約)30㎝程度の穴を準備します。

 

アスパラガス植替え穴植替え穴

 

アスパラガスの植替え穴3つ植替え穴3つ

 

何株かアスパラガスを栽培する場合、100㎝くらいの間隔で植替え用の穴を準備していきます。

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アスパラガスの植替え

畑の準備ができたところで、アスパラガスの植替えを置いていきます。

今回は3年の養生苗をホームセンターで購入してきました。

 

アスパラガス養生苗アスパラガスの養生苗

 

袋から出したアスパラガスの養生苗の根を広げていきます。

このとき、きっちり根を広げなくても、ところどころ根が重なったりしていても大丈夫です。

 

アスパラガスの養生苗を置いていく養生苗の根を広げて置く

養生苗にたっぷりと水やり

根を広げて置いたアスパラガスの養生苗にたっぷりと水やりをします。

それ以前に、苗が乾いているようならバケツに水を入れて、そこに養生苗を30分~1時間浸けても大丈夫です。

土に水たまりがありますが、この後覆土するので多少の水浸しでも大丈夫です。

 

たっぷりと水やりをしたアスパラガスの養生苗たっぷりと水やりをする

覆土していく

たっぷりと水やりが終わったら、養生苗に土をかけていきますが、目安としてアスパラガスの芽(赤丸部分)の部分が地表から5㎝~10㎝くらい埋まるように定植していきます。

 

アスパラガスの養生苗の定植場所に目印を置く苗の場所が分かる様に目印をおく

 

アスパラガスの養生苗の位置を大体把握するために、目安として支柱でも立てておくと分かりやすくなります。

 

アスパラガスの植替え終了植替え終了

 

土を平らに均して植替え終了です。

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苗への追肥

9月頃まで毎月1回追肥をおこないます。

化成肥料を1株につき一握りくらいあたえ、混ぜ込むようにして追肥していきます。

 

1株につき一握り程度の化成肥料を与える1株につき一握り程度追肥する

 

肥料と土を混ぜ込むようにする土によく混ぜ込む

このとき、手で硬い土を柔らかくしながら肥料を混ぜ込むようにすると良いです。

あまりにも土が硬い場合には、苗を傷つけないように注意しながらシャベルなどで少し土を柔らかくしながら肥料と土をなじませていくようにします。

ABOUT ME
げんぱぱ
知人から誘われて家庭菜園をスタートしすっかりその魅力にはまってしまいました。
自分なりの野菜作りの方法を分かりやすく解説していきたいと思います。

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